名作!愛とは?人生とは?映画 「マディソン郡の橋」のあらすじと見どころ

名作!愛とは?人生とは?映画 「マディソン郡の橋」のあらすじと見どころ

マディソン郡の橋

おススメ度:5/5

あらすじ

アイオワ州マディソン郡。農家の平凡な主婦フランチェスカは夫のリチャード、息子のマイケル、娘のキャロリンと暮らしていた。ある日、子牛を品評会に出すためにリチャード、マイケル、キャロリンの3人は隣町へと車で出掛けていく。4日間、フランチェスカは留守番をすることになった。

ある日彼女は、屋根付きの橋「ローズマン・ブリッジ」の写真を撮りに来た写真家のロバートに道を聞かれ、ロバートの車で案内をする方が早いと思いそのまま彼の車に乗る。橋までの道順の案内を終えたフランチェスカは、ロバートに夕食を食べていくように提案し、2人は夕食を共にする。

夫のリチャードと違う魅力を持つロバートに自然と惹かれていくフランチェスカ。そして4日目の夜がやって来る。

夫、息子、そして娘を捨て、ロバートと一緒に行こうとトランクに荷物を詰めるフランチェスカ。このままアイオワに残るのか、それともロバートと一緒に行くのか。思い悩んだフランチェスカが出した答えとは?

 

見どころ

永遠に続く4日間の恋を描いた感動の映画です。

製作と監督を務めたクリント・イーストウッドは写真家の役を演じています。メリル・ストリープは農家の平凡な主婦を演じています。2人の円熟味のある演技がとてもいいです。

ストリープは力まずに農家の主婦を演じていて、旅先でロバートが体験した話に手をたたきながら笑う姿はまるで少女のようです。ロバートを選ぶのか、それとも夫のリチャードを選ぶのか悩む姿も上手に演じています。

この映画の原作はベストセラーとなった映画と同タイトルの小説。原作者のロバート・ジェームズ・ウォーラーがある日、田舎道を車で走っていた時にこの物語を思いついたそうです。帰宅してから荷物を投げ出すやいなや、彼は何かに取りつかれたようにずっと小説を書き続けていたとのこと。英語で原作を読んでみると、とてもきれいな言葉で書かれています。目に情景が浮かんでくるようです。

映画と原作を比較しながら見ていくことも面白いかもしれません。

 

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