名作!命を落としてもなお一途な愛を貫く!恋愛映画 「ゴースト/ニューヨークの幻」のあらすじと見どころ

名作!命を落としてもなお一途な愛を貫く!恋愛映画 「ゴースト/ニューヨークの幻」のあらすじと見どころ

ゴースト/ニューヨークの幻

おススメ度:5/5

あらすじ

銀行員をしているサム・ウィートは恋人のモリー・ジャンセンと一緒に暮らし始める。幸せに包まれた2人はある夜、演劇『マクベス』を見に出掛ける。演劇を見終えた帰りにモリーはサムに結婚したいと打ち明け、サムが返答に悩んでいると二人の目の前に強盗が現れる。

サムはモリーを守るために強盗と格闘となり、強盗が持っていた銃で胸を撃ち抜かれて、命を落としてしまった。

サムに泣きすがるモリー。そんなモリーを見つめている男の姿があった。それはなんと、サムだった。彼は肉体がないゴーストとなっていた。

しかし、恋人モリーにゴーストとなったサムは触れることができない。自分が単なる偶然で殺されたわけではないことを知ったサムは、彼女に危険が近付いていることを教えようとするが、恋人のモリーはそのことがわからない。彼女にはサムの姿が見えず、声も聞こえないのだ。

サムは自分の声を聞くことができる霊媒師のオダ・メイ・ブラウンの元へと向かう。彼女はモリーにサムの言葉を伝えるが、元詐欺師である彼女の言葉をモリーは信じることができない。

モリーはサムを亡くし、悲しみに暮れているがサムにはどうすることもできない。そして、そんな彼女には命の危険が迫っていた。

 

見どころ

ゴーストとなったサムが恋人モリーを想い続ける。そんな一途な愛に感動します。肉体のないゴーストとなったサムが恋人モリーに近付く危険を教えようとするのですが、彼女には彼の姿が見えず、声も聞こえないのです。触れることさえできないのです。姿が見えなくても、声が聞こえなくても、触れることができなくても自分が愛する人のそばにいるサムの姿はただただ悲しそうで、見ていると涙がでてきます。

でも、涙だけではありません。ウーピー・ゴールドバーグが演じたインチキ霊媒師オダ・メイ・ブラウンとゴーストとなったサムとのセリフのやり取りがとても面白い。特に銀行に行ってお金を引き出すシーンは笑ってしまいます。映画を見て思い切り笑って下さい。

そしてこの映画で最も印象的なシーンは、主題歌『アンチェインド・メロディ』をバックにモリーがろくろを回しているところにサムがやって来るシーンです。みなさんも一度は見たことがあるシーンだと思います。モリーを背中からそっと抱きしめるシーンは思わず胸がキュンとなってしまいます。

そして、1ペニーのコインをサムが恋人のモリーに差し出すシーンも、涙が溢れてきます。

サムはなぜ殺されたのかを探るサスペンスに手に汗を握り、インチキ霊媒師オダ・メイ・ブラウンの話術に笑い転げ、ゴーストとなっても恋人を愛し続けるサムの思いに感動をする、色々な楽しみがある映画です。

 

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