麗しのサブリナ
おススメ度：５/５
あらすじ
ニューヨークからおよそ30マイルの所にあるロングアイランド。大富豪ララビー家のお抱え運転手であるトーマス・フェアチャイルドの娘サブリナが住んでいました。
彼女は小さい頃からララビー家の次男デイヴィッドにあこがれていた。木に登ったり、物陰に隠れたりしながら彼のことをずっと見ていたが、デイヴィッドはお抱え運転手の娘であるサブリナを気に止めることはなかった。
ある日、サブリナはテニスコートで、デイヴィッドが女性とダンスをしているところを見る。ショックを受けた彼女はガレージの中でガス自殺をしようとするが、運よくララビー家の長男ライナスに助けられる。
身分違いの恋をあきらめさせようと、父トーマスは娘をパリの料理学校に2年間留学させる。2年後、サブリナはすっかり洗練されて美しい女性になり、そんな彼女の姿を見たデイヴィッドは、すっかり彼女に夢中になる。
ある日、デイヴィッドがケガをしてしまい、自分の代わりにサブリナと遊びに行くことを兄のライナスに提案する。ライナスは弟デイヴィッドの頼みを聞いてサブリナと一緒に過ごすが、洗練されたサブリナの美しさにライナスもまた夢中になる。
サブリナとデイヴィッド、ライナスの三角関係の恋はどうなるのか？
見どころ
野暮ったいお抱え運転手の娘サブリナがパリで2年間の留学を経験して、誰もが驚くほど美しく洗練された女性に大変身。
すっかり美しくなった彼女に大富豪の長男ライナスと次男デイヴィッドは魔法がかっかったように夢中になり、恋をしてしまいます。特にデイヴィッドはずっとサブリナに見向きもしなかったのに、美しい彼女にすっかり夢中に。
この明らかにわかるデイヴィッドの変わりようには思わずツッコミを入れたくなるのですが、男性なら美しくなった女性に心を奪われてしまうのは当然ですよね。大人になった同級生がとても可愛くなっていた時と同じですね…笑
『ローマの休日』では気品あふれる王女を演じたオードリー・ヘップバーンがパリ仕込みの美しく洗練された女性を演じています。野暮ったかった姿からの変身ぶりは見事。女性ならばサブリナのように美しく洗練された姿にあこがれ、ファッションを真似してみたくなるかもしれません。
ちなみにこの映画『麗しのサブリナ』は1995年にリメイクされています。主演はハリソン・フォードです。オリジナルとリメイクを比較しながら見てみることも映画の楽しみのひとつかもしれません。
