美女と野獣
おススメ度:5/5
あらすじ
ディズニーアニメの名作「美女と野獣」を忠実に再現した実写版映画。
美しい心を持つ女性ベルと野獣の恋の行方を描く。
昔、森の奥深くにある城に住む王子は、わがまま放題に振舞っていた。
ある嵐の晩、醜い老女が寒さをしのぐために訪れるが突き放し、冷たくあしらう。
すると、老女は美しい魔女に姿を変え、王子を野獣に、家来たちを家具に変えてしまった。
魔女は、バラの花びらが全て落ちるまでに、王子が愛し愛されることを学べなければ、呪いは解けなくなると告げて立ち去る。
城に近い村に住むベルは、父親モーリスと2人で暮らしていた。
ある日、モーリスは森の中で道に迷い、野獣のいる城に入って野獣に捕まってしまう。
ベルは父親を探しに城にやってきて、父親の代わりに城に留まることを選ぶ。
お互い嫌悪感を抱いていたが、ある日狼の群れに襲われたベルを、野獣が助ける。
傷を負った野獣を放っておけず一緒に城へ戻ったベルは、手当てをして話をしていく内に、徐々に惹かれていく。
一方、村では野獣を倒す計画が立てられていた。
見どころ
「美女と野獣」のストーリー自体が感動的で、アニメ版のファンも多く名作と言われていますが、この作品の魅力はそれだけれはありません。
まず、ディズニー映画ならではの映像の美しさが大きな魅力。
特に城の家来が夕食時にベルをもてなすシーンや、ベルと野獣が一緒にダンスを踊るシーン。
誰もが一度は見たことのあるシーンですが、緻密な描写と映像の美しさが見事で、見る人を「美女と野獣」の世界に引き込みます。
また、美しさとの対比となる、野獣の荒々しさ・凶暴さも映像から伝わってきます。
また、細かいところの描写がとても丁寧で、アニメにはない部分のストーリーとキャラクター描写に厚みを持たせています。
ベルと野獣がなぜ惹かれあったのかといった部分や、2人以外の登場人物の感情面など、アニメ版のイメージを崩さずに内容を充実させています。
ディズニーファンはもちろんのこと、今まで「美女と野獣」を見たことがないという人も感動できる、素敵な映画になっています。