名作!自由な彼女に惚れてしまう!恋愛映画 「ティファニーで朝食を」のあらすじと見どころ

名作!自由な彼女に惚れてしまう!恋愛映画 「ティファニーで朝食を」のあらすじと見どころ

ティファニーで朝食を

おススメ度:5/5

あらすじ

大都会ニューヨークのアパートで暮らすホリー・ゴライトリーは華やかな世界で生きているパーティーガール。自由気ままで少しだけ天然な性格。そんな彼女はお金持ちの男性との結婚を夢見ている。

ホリーは刑務所に入っているマフィアのサリー・トマトと面会して、彼が話す天気予報をある弁護士に伝えることで多額の報酬を受け取っていた。

ある日、ホリーが住むアパートにポール・バージャックという男が引っ越してくる。彼は作家と名乗っているが、本が出版されたのはかなり前のこと。今は裕福なマダムに世話になっていた。

ホリーはポールに軍隊に入っている兄フレッドの姿を重ね、ポールは無邪気で自由気ままなホリーに惹かれていく。

ある日、ポールはアパートの前に立っている男を見つける。自分が世話になっているマダムの夫が雇った探偵ではないか、と疑いながらポールはその男に近づいていく。その男はテキサスで獣医をしている男で、ゴライトリーと名乗った。ゴライトリーはホリーの夫で、彼女の本名はルラメイということを知る。なんとホリーは14歳で結婚したのだ。

ホリーは夫に別れを伝えて、ポールと親しくなっていく。彼もマダムと別れ、ティファニーでホリーのために指輪を用意するが、ホリーは図書館で熱心に南アメリカのことを勉強していた。なんと、ブラジル人の大富豪と婚約したというのだ。そして、2人は喧嘩別れをしてしまう。

それから数か月後、ポールはホリーの家に招かれる。リオデジャネイロへの出発を翌日に控えていて、すっかり家庭人になっていた。料理をふるまおうとしたが失敗したホリーは、ポールと一緒に食事に出る。食事が終わり、帰宅するとそこには警察官が待ち構えていて…

 

見どころ

自由気ままで少しだけ天然な主人公ホリー・ゴライトリーを見ていると、思わず胸がキュンとなってしまいます。傍から見れば、自由気ままに生きているように見えますが、同じアパートに引っ越してきたポールの姿を兄のフレッドを重ね合わせるシーンから、実は寂しがり屋なのではないでしょうか。

アパートにいる名前のない一匹の猫をかわいがるシーンも、ホリーの寂しさを感じさせます。この一匹の名前のない猫が、映画の感動を盛り上げることになります。どのシーンでそうなるのかはぜひ映画を見て確かめてください。

思わず聴きほれてしまうのは、主演のオードリー・ヘップバーンがギターを弾きながら、映画の主題歌『ムーン・リバー』を歌うシーン。このシーン、最初はカットされる予定でしたが、オードリー・ヘップバーンが「カットはさせません」と言ったことで、そのまま残されたそうです。

余談ですが、これまでティファニーで飲食はできませんでしたが、2017年にダイニングスペースがオープンしました。『ムーン・リバー』を口ずさみながら映画の主人公ホリーとポールになりきってみてはどうでしょうか。

 

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