一途な愛を貫く恋愛映画 「きみに読む物語」のあらすじと見どころ

一途な愛を貫く恋愛映画 「きみに読む物語」のあらすじと見どころ

きみに読む物語

おススメ度:5/5

あらすじ

過去を思い出せずにいる認知症の女性の元に定期的に本を読みに通っている男性デューク。
彼は、あるノートに書かれた物語を彼女に読み聞かせていた。

物語の舞台は1940年代のノースカロライナ州。
ひと夏を過ごすためにやってきた良家の子女アリー・ハミルトンはある日、ノアという男性に出会う。
そこでアリーに一目惚れしたノアは、強引に彼女をデートに誘う。

最初の印象が最悪だったノアに次第に惹かれ、やがて愛し合うようになる2人。
ですが、アリーの両親は身分違いな貧乏青年との交際に猛反対。
強引に2人の仲を引き裂き、夏の終わりにアリーは別荘を去ることになる。

アリーを忘れることができないノアは、何とかして連絡を取ろうとする。
しかしノアは戦争で徴兵され、アリーと連絡を取ることが難しくなってしまう。
その間にアリーは裕福な弁護士ロンと婚約してしまう。
このまま、2人は離れ離れになってしまうのか。

 

見どころ

お互い好きなのに相手の両親が許さない、戦争に引き裂かれる、相手が他の男性と婚約…これだけ聞くと、恋愛映画でよく見る展開のように思えます。
しかし、この映画が「名作」と呼ばれ、多くの人が称賛しているのは理由があります。

それは、1人の人を愛し続けることの大変さと素晴らしさを、屈折なくストレートに表現している点です。
この映画の2人は「一途な愛」を実践していて、その大変さやお互いの苦悩、喜び、幸福感が2人の表情や行動、言葉からしっかり伝わってきます。
自分のことだけではなく、お互いのことを考えた言動が深い感動を呼ぶとともに、自分ならそんなことが言えるか、できるかということを考えさせられます。

一度でも誰かに恋をしたことがある人は、きっと共感する映画です。ぜひ、ご覧ください。

 

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