ゴースト・イン・ザ・シェル
おススメ度:3/5
あらすじ
人間とロボットがともに生きている未来。
人間とロボットは合体して、体の一部がロボットになって生活している人が多く、全てが人間という人の方が少ない世界になっていた。
その分野で世界有数のトップ企業であるハンカ社はある極秘プロジェクトを進めていた。
それは脳だけが人間で、残りのパーツは全てロボットというプロジェクト。
これが成功すれば、人間よりもロボットよりも優れた物を作り出すことが出来るという画期的なプロジェクトだった。
そして遂に、そのプロジェクトは成功する。
難民船が爆発し助けられた女性は、脳だけを取り出され体はロボットと合体し、サイボーグとして生き返ったのである。
彼女はその体を利用して公安9課に勤務することとなる。彼女は公安9課では少佐と呼ばれていた。
ある勤務中にハンカ者の人間が何人も殺されてしまう。
公安9課は犯人であるロボットを壊すが、ロボットは壊れる寸前に少佐に「ハンカ社と手を組めば破滅する」というメッセージを残す。
少佐はこのメッセージの意味が気になり始めていた。
そして、それと同時に過去の記憶が曖昧な少佐が、このメッセージを受け取った頃から不思議な建物の幻覚を見るようになっていた。
この幻覚に悩まされながらも少佐は、ハンカ社を潰そうとしている犯人を公安9課の仲間と探し始めたのである。
見どころ
原作が日本のマンガ「攻殼機動隊」という事だけでも嬉しくなってしまうファンもいるのではないかと思います。しかも北野武や桃井かおりという日本の俳優さんも出演しているので、他のハリウッド作品よりも身近に感じることができます。
原作を知っていても知っていなくても楽しめる作品で、スカーレット・ヨハンソン演じる少佐のアクションはかっこよく強い。
負けることなんかないんじゃないかと思えてしまいますが、相手も人間ではないのでかなり強い。
最後の敵のボスが操る戦車との戦いのシーンは、あんなに強かった少佐でも太刀打ちできないくらい強いので、どうなってしまうのかドキドキしてしまいます。
単なるSFアクション映画というだけではなく、少佐がなぜサイボーグになってしまったのか等、しっかりとした物語として描かれている映画でもあります。
近未来の世界の話なのでアクションシーンはとにかくカッコ良く、激しいのでハラハラしてしまいます。
しかし、見終わった後は充分にスカッとできる映画です。