ワールドウォーZ
おススメ度:4/5
あらすじ
元国連に勤めていたブラット・ピット演じるジェリーは、現在は仕事を辞め家族と一緒に過ごす時間を大切に生活していた。
そんな時全世界で謎のウィルスの感染が始まる。
ジェリーが家族を車に乗せ出かけている時に突然その感染が始まり、街中にゾンビが溢れていた。
ジェリーが家族を守りながら逃げ続けていた時、ジェリーの元に国連から電話がかかってくる。内容はこの事態を収集させるためにどうしてもジェリーの力が必要だという事だった。
ジェリーは家族を守るという条件で、国連に協力する事を決める。
向かった先は、ゾンビという単語を最初に送ってきた韓国の基地だった。
そこには、この基地で最初にウィルスに感染した人の遺体があったが、遺体を焼いていたため大きな情報はつかめなかった。
そんな時、その韓国の基地に捕まっていたCIAの男性と出会い、その男からウィルスの情報を得る。
そして、もっと詳しくウィルスの事を知りたければ、イスラエルに行けと言われる。
イスラエルは壁に囲まれており、みんな安全に暮らしているという事だった。
ジェリーはウィルスの原因や対処法を求めてイスラエルに向かった。
壁の周りはゾンビで溢れていたが、イスラエルの中は安全だった。
そこで調査を行なっていたジェリーだったが、まさかの事態がイスラエルの国で起こる。
見どころ
ワールドウォーZでは今までのゾンビ映画と違い、とにかくゾンビの動きが速い。しかも噛まれてから感染するまでもたった12秒ですから、さっきまで人間だと思っていた人が突然、猛スピードで襲ってきます。
走って逃げていても、いつ追いつかれるか分からないという緊張感で、ゾンビに追われているシーンはドキドキします。
いつゾンビに噛まれてしまうのかという恐怖を常に持ちながらゾンビと戦う姿は、とてもハラハラします。見ていても思わず声が出てしまうくらいです。
しかもゾンビの数もとてつもなく多い。その速さと数の多さは、他のどのゾンビ映画と比べても桁違い。
ゾンビ映画というと、どこかB級映画のイメージがありますが、チープさは全くありません。
観客に恐怖を植え付けるだけでもなく、物語としても家族の愛などを表現しているのでストーリー性もあります。
パニックの中で冷静に行動し、なんとか生き延びて家族を守ろうとする一方、ウィルスの原因を突き止めてなんとか感染の拡大を防ごうとしているジェリー。
父親として、また国連のスタッフとして、必死にゾンビと戦うジェリーはとてもかっこいいです。
ブラッド・ピットだからこそ、その格好良さを表現できたのかもしれません。