ハンナ
おススメ度:3/5
あらすじ
ハンナは元CIAの父親に、山の中という外界から遮断された状況で育てられる。
山小屋では、狩りをして生活をしていた。
父親は狩り以外にも、トレーニングや武器の使い方など戦う方法も教えていた。
そんなハンナがある時、「もう準備はできている」と父親に言う。ハンナの言う準備とは外の世界に行く準備だった。
ハンナの言葉を聞いた父親は発信機をハンナに見せ、発信機に付いているボタンを押したら外の世界に行けると言う。
実はその発信機は、CIAとつながっていたのだ。
ハンナはある日そのボタンを押し、外の世界に行く覚悟を決める。
そして父親と別々に行動し、グリムの家で待ち合わせるという約束をした。
そこから父親もハンナもCIAから逃げる生活が始まり、お互いバラバラに逃げながらグリムの家を目指す。
ハンナはCIAに捕まってしまうが、父親に教えられて高い戦闘能力を武器に捕まったCIAの施設から逃げ出す。
CIAから逃げる中で、今まで経験してこなかった人間らしい生活を体験する。初めての友達、初めてのキス…しかし、CIAのエージェントが追ってくる。
ハンナは執拗に追ってくるCIAの手から逃れられるのか…
見どころ
有望な若手女優としてアカデミー賞主演女優賞に何度かノミネートされた事がある、シアーシャ・ローナンのアクション映画。
彼女が出演する映画は「つぐない」「ブルックリン」などアクション映画ではない事が多いので、シアーシャのアクションに驚かされると思います。
16歳の少女が大の男達を次々と倒していく姿は、爽快でスカッとします。
この映画は父親とハンナが別行動をするので、どちらのアクションシーンも楽しむことができます。
父親は元CIAらしく、激しいアクションで敵を倒し、一方でハンナ父親と違って少女の軽い身のこなしで敵と戦います。
そんな2つのアクションが楽しめるのがこの映画の魅力でもあります。
そして、音楽もカッコいい。敵に捕まるかもしれないという緊張感と、走り続ける躍動感が音楽と重なって、とてもカッコいい。
追ってくるCIA、今まで見た事なかった外の世界、そして自分は一体何者なのか、多くのことに翻弄されながらも、グリムの家を目指す少女ハンナを応援したくなる映画です。
展開が早いので、あまり考えずに観ることができるアクション映画です。