ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
おススメ度:4/5
あらすじ
クイル、ガモーラ、ロケット、ドラックス、グルートは5人で賞金を稼ぎながら生活を送っていた。
今回はソヴリン人のアイーシャの依頼で、バッテリーを守るために巨大なモンスターと戦っていた。
依頼の見返りは、モンスターを倒す見返りとしてソヴリン人が捕まえたガモーラの妹ネビュラを渡してもらうことだった。
無事にモンスターを倒し、ネビュラを引き渡してもらったが、この星を去る時にソヴリン人の電池を盗んでいた。
その事に気がついたアイーシャは怒り、クイル達を追いかける。
クイル達も逃げようとするが、挟み撃ちにされてしまい絶体絶命な状況に陥る。
しかしその時に、謎の宇宙船が現れてクイル達を助けてくれる。
敵がいなくなった後、その宇宙船から降りて来たのはクイルの父エゴだった。初めてクイルは父親と会ったのだった。
クイルは母を捨てた父のことを信用してないが、ガモーラの説得により、父の星に一緒に向かうことを決める。
エゴの星に着いたクイルは父親の力を初めて知ることになる。なんと、父親は星を創造した神のような存在になっていたのだ。
父親の過去や母親との出逢いを知り、少しずつ父親に心を許しはじめたクイルだったが、ガモーラやドラックスはエゴの星の怪しさに気がつきはじめていた。
見どころ
マーベル作品の中ではちょっと異色のヒーロー達で、とてもギャグが多くて面白い作品。オープニングから楽しい気持ちで見ることが出来ます。
ロケットやドラックスは相変わらず言い争いをしていて、この5人は仲が良いのか悪いのか分からないところも、良い味を出しています。
正義感が強いわけでもないので、賞金稼ぎをしていたり、平気で盗みをはたらいたりするのもヒーローっぽくないです。敵を倒して地球を守ろうなんて思っていないようです。
そこがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーらしいのですが、途中から家族や仲間の愛を表現して、ぐっとストーリーに引き寄せられます。
そしてまさかの最後に大号泣。マーベル作品でここまで泣く?と自分で思うくらい泣きました。
ヒーロー映画でこんなに泣いたのは初めてです。それくらい感動する映画でした。
異色のアクションヒーロー映画だと思っていたら実はヒューマン映画であるという、良い意味で驚かされる作品です。