アサシンクリード
おススメ度:3/5
あらすじ
主人公のカラムは刑務所で死刑をむかえようとしていた。
彼は子供の頃に父親が母親を殺す姿を目撃するという過去を持っていた。
死刑が実行されるがカラムは意識を取り戻す。
目の前にはソフィアという博士がいた。
状況が理解できないカラムは施設から逃げ出そうとするが捕まってしまう。
カラムはソフィアに、世の中から暴力をなくすには「果実」が必要で、その「果実」を探すためにはカラムの力が必要だと言われる。
訳がわからないままに連れて行かれた場所でカラムは大掛かりな機械に接続される。
その機械は遺伝子記憶を再現する装置だった。機械に接続された事により、カラムは15世紀にいたアギラールの記憶を辿る事になったのである。
カラムはなぜ自分が選ばれたかをソフィアに尋ねると、カラムの祖先がアギラールだからだと答えた。
機械に繋がれ15世紀の記憶に戻ったカラムは、アギラールとして「果実」を探すが、途中で接続が途絶えてしまう。
自分の意識に戻ったカラムだったが、その後アギラールの幻覚を見るようになってしまう。
なぜ、自分がアギラールの記憶をたどって「果実」を探さないといけないのか納得できないカラムは、再度機械に接続される事に抵抗する。
しかし今度は、ソフィアの父親によってまた機械につながれてしまったのだった。
見どころ
人気ゲームを実写映画化した「アサシンクリード」ですが、ゲームをやっていない方も楽しめる映画です。
アサシンクリードは最初のうちはストーリーが理解できないところもあるのですが、そのおかげで主人公のカラムと同じ視点で見ることができ、映画の主人公になった気分になれるのが魅力の一つです。
カラムと一緒に謎を解きながら進んでいっているという感じです。
映画の中盤まで謎が隠されているので、何が起こっているんだと思いながら映画を楽しめます。
もう1つの見所がアクションシーンです。
現実の世界にいながら敵は過去の記憶の中にいるので、現実と過去のシーンが交互に映り迫力とスピード感を感じさせます。
過去の世界の時代が15世紀というのも、歴史的な壮大さを物語に与えています。
銃などを使ったアクションシーンではなく、ナイフだけで戦うシンプルな姿が最近の映画ではあまり見ないので、よりスピード感があります。
多数の敵にシンプルな武器でどう戦かうのかというドキドキ感もありますし、敵も味方も全ての人の動きが速いので、一瞬たりとも目を離せません!